※サムネは公式が配布してたものです。
映画を見ました。
ネタバレがあります。
・ルックバック
読み切り漫画のほうを読んでいたので内容は知っていたのだけど、心にぐさぐさきて、後半ずっと泣いてた。主人公の、「どうして絵なんて描いているんだろう。意味なんてないのに」って言葉が深く残ってる。
藤本が京本に褒められて、雨の降る田舎の田んぼ道を跳ねるように走るところのアニメーションが素晴らしかった。あと、手の表現というか、形も美しかった…。もうひとつ感動したのが背景で、今は3Dが主流でもうあたりまえになっていると思うんだけど、でもルックバックは背景手書きで、だからカメラが同じ画面で動くときに線がぶれてたりしてた。画面が少し振れる?から、よくないのかもしれないけど、90年代のアニメみたいな味が出てて、個人的にはすごくいいなって思った。あと京本が最終的に背景美術を目指して美大の道に進んで(だから最終的には殺されてしまう)から、背景にはこだわっているのかな、とも感じた。